ティーカッププードルの犬図鑑

ティーカッププードルの歴史

プードルはフランスの国犬であり、原産地とされていますが、そもそもの祖先犬はロシアまたは中央アジア北部の土着犬と考えられています。何らかの理由で移動が始まり、ヨーロッパ各地を経由して13世紀ころにはドイツへ、その後フランスへ入ったというのが現在もっとも有力な説です。
古い時代のプードルはスタンダードサイズが中心であり、使役犬であり猟犬でした。
小型化されたプードルの古い記録は、15世紀のドイツの画家、アルブレヒト・デューラーの版画の中で、コンチネンタルカットに近い独特のカットを施されたミニチュアプードルまたはトイプードルらしい小さい犬が何度も登場しています。17世紀に入る頃になると、小さく作られたトイプードルが、フランス上流階級のあいだで愛玩犬として人気を博すようになりましたが、この時のプードルは膝に乗るサイズであったとされています。さらに18世紀には画家ゴヤの絵画に登場し、イギリスの上流階級のあいだでも人気の犬であったと記録されています。

プードルは現在、FCI(国際畜犬連盟)の基準では、スタンダード、ミディアム、ミニ、トイの4サイズです。
サイズが異なるだけで、基本的な性質や能力、被毛の色や質、体の構成と各部の特徴に違いがほぼないことから、このような区分けになっています。
また、スタンダードサイズ以外のプードルたちも、単なる愛玩犬ではなく使役にも利用されてきた点も共通しています。ミニチュアやトイなどの小さなプードルでさえ、高級食材のトリュフ探しの使役犬として働き、さらに近年の日本では警察犬試験に合格して嘱託警察犬として採用されるなど、トイプードルは愛玩犬にとどまらず、活躍の場を広げています。

ティーカッププードルはトイプードルよりさらに小さいプードルとして、10数年ほど前にアメリカで作られるようになったとされています。
しかし、プードル本来のカテゴリーである猟犬や使役犬の役割を果たすと認められず愛玩犬にとどまっていること、サイズの矮小化による遺伝病の弊害が解決されていないことなどから、FCI加盟国の多くや、非加盟国のアメリカ、イギリスでも、ティーカップサイズを独立したバラエティとして認めておらず、トイプードルの中の規格外サイズとしての扱いにとどまっています。
ティーカッププードルは今後、ドーベルマンとミニピンのように祖先は同じだが違う犬種になるのか、プードルのバラエティとしてサイズの固定化と性質が維持できるか、時間をかけて検討される必要があるでしょう。

ティーカッププードルの特徴

ティーカッププードルは、プードルのスタンダードを踏襲すると、体長と体高がほぼ同じのスクエアな構成で、独特のカールを持つ被毛に覆われていることになります。
子犬時代のサイズがティーカップに入る大きさのためこの名がついていますが、サイズバラエティが世界的に公認されていませんので、標準サイズはありません。ティーカッププードルを作出したアメリカでは体高9インチ(23cm)以下、体重6ポンド(2.7kg)以下としているブリーダーが多いようです。

ティーカッププードルの性格

ティーカッププードルは基本的には、賢くて好奇心が強いというプードル全体の性格そのままです。
犬はサイズが小さくなると神経質になりやすく、また依存心が強くなる傾向があるため、「甘えん坊」と言われることがあります。

ティーカッププードルの飼い方

ティーカッププードルは大変小さなプードルであり、トイ種よりも体力的に繊細で弱いものと考えられます。
作出が始まってからの歴史が10年程度と短く、サイズバラエティとして安定していませんので、個体により体質がまちまちです。
元気な個体はトイプードル同様、十分な散歩と遊びが必要ですが、虚弱体質な場合、散歩はほどほどにするのが良いかもしれません。
あまりサイズが小さいうちは、十分に成長するまで動物病院でのワクチン接種が見合わせられることもありますので、散歩に出ると伝染性疾患のリスクがあります。しかし、子犬の頃の運動不足は成長に悪影響を及ぼすことが多くあるため、室内だけでもできるだけ活発に遊んでやり、日光浴で骨格の成長を促すなどの工夫が大切です。

ティーカッププードルの被毛の手入れはトイプードル同様に、できれば毎日、少なくとも週に2~3回はブラッシングを行いましょう。

ティーカッププードルの毛色

ティーカッププードルの毛色には多くのバリエーションがあり、ブラック、ホワイト、ブルー、グレー、ブラウン、カフェオレ、アプリコット、クリーム、シルバー、シルバー・ベージュ、レッド、2色以上のパーティ―カラーがあります。

ティーカッププードルの気を付けたい病気

ティーカッププードルなどのミニチュアサイズ以下のプードルでは、クッシング症候群という副腎にかかわる内分泌由来の疾患が好発するとされています。クッシング症候群は多飲多尿などの症状があり、脱毛や肥満、疲れやすく元気がなくなるというものです。

同じように小さなサイズのプードルには骨折が多いことが知られています。
特に、体の小さいティーカッププードルを作出する目的で近親交配をさせたり、極小化目的で母犬の母体や生後間もない仔犬の栄養を抑えたりする繁殖者がいますが、こうした場合は体の弱い個体が生まれることが非常に多いことが知られています。
骨格の発育不全は骨折や関節炎を容易に引き起こし、わずかな段差を飛び降りただけでケガをすることになります。
また、頭部骨格の発育不全による泉門開存症(ペコ)は、サイズの小さい犬ほど起こりやすく、成長してもふさがらずに脳障害の原因になることもあります。

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